ラガヴーリン 8年
ラガヴーリンはスコットランドのアイラ島南部で作られるシングルモルトウイスキーで、同地域にあるアードベッグ、ラフロイグと共に「キルダルトン3兄弟」と呼ばれています。
フェノール値はカリラと同程度ですが、非常にオイリーでリッチ。独特の薬品香と分厚い骨格を持つアイラ島を代表するウイスキーで、その極めてスモーキーかつピーティな味わいは「正露丸の味がする!」とも揶揄されています。
ラガヴーリン 8年は、もともとはラガヴーリン蒸溜所創業200周年を記念してリリースされた限定ボトル。2018年5月からは通常ラインナップ化しています。伝説のウイスキーライター、アルフレッド・バーナード氏が1887年にラガヴーリン蒸溜所を訪れ、8年物をテイスティングし絶賛したという逸話が残っています。
16年ものに比べると8年も若い原酒を使っているにも関わらずアルコールの刺激はあまり無く、とろみのある厚めのボディが印象的です。
