キューバ名門蒸留所のマイスター(熟練した職人)が門外不出のレシピで造り出した、キューバ古都の名「サンティアゴ・デ・クーバ」を冠するブランドです。
本来はブレンド用に貯蔵されていた樽を、特別に3000本ボトリングした限定品ラム酒です。1980年に蒸留し、オーク樽で25年熟成されたその味わいは、非常に柔らかく上品。
その香り高い風情は、まるで高級コニャックを彷彿とさせます。
いよいよ、サッカーの祭典「FIFA World Cup」が今週金曜日に開幕します。
サッカーを盛り上げるのにピッタリな、ブラジル生まれのカクテル『カイピリーニャ』を以前ご紹介しましたが、今回はその核(ベース)となるお酒を紹介します。
当店では、カイピリーニャを作るときに使用しているのが、この『カシャーサ51』です。カシャーサ51でつくる“カイピリーニャ”は世界中で広く愛飲されているカクテルのひとつでもあります。
カサーシャは別名ピンガとも呼ばれ、サトウキビから造られたブラジルのラム酒に似た蒸留酒です。
サトウキビのジュースを発酵(絞り汁に水を混ぜないのが特徴)させたのち、単式蒸留器で蒸留します。単式蒸留器を使用し、樽熟成させることにより、複雑でまろやかな甘い芳香を放ち、個性あるお酒です。
ブラジル全土で愛飲されているカサーシャは、その昔、支配国であるポルトガルからの独立の象徴として飲まれた歴史もあります。1789年若い騎兵隊の将校(ジョアキン・ジョゼ・ダ・シルヴァシャビエ)を筆頭に、ポルトガルからの独立運動がおこります。
この時の、民衆のスローガンが『独立の乾杯はポルトガルワインじゃなく、我々の酒”カシャーサ”だ!!!』でした。
その後、独立は失敗しましたが、独立のシンボルとして民衆に愛されるようになり、今では世界中で愛飲されています。※1822年9月独立宣言により独立
どのお酒にも、それぞれの歴史があるものですね・・・。
そんな、背景も踏まえながらカシャーサ51片手に、ブラジルVSクロアチアの開幕戦観戦なんて・・・・・開幕戦の審判は初の日本人審判団です・・・余談ですが・・・
2013年度の『ワールド・ベスト・シングルモルト』に輝いた”アードベッグ ガリレオ”を初め、毎年究極のアイラモルトを、輩出し続けるアードベッグからの新ウイスキー”アードベッグ オーリヴェルデ(ARdbeg Auriverdes)”が、数量限定で入荷いたしました。
「オーリヴェルデ(ポルトガル語・・・ブラジルの母国語)」とは、黄金に輝くウイスキーの色(auri=金)と、アードベッグのイメージカラーでもある、グリーンの ボトル(verdes=緑)に由来します。
またこの2色を国旗に掲げ、ワールドカップの開催国、ブラジルナショナルチームの愛称としても親しまれてい ます。同国が主催する今年のFIFAワールドカップを祝う意味もあるそうです。
ブラジルのコーヒーのような独特の風味を再現するために、特殊な加工を蓋に施したアメリカンオーク樽で熟成。スモーキーなアードベッグに、モカ・コーヒーやクリーミーなバニラの風味が加わり、アードベッグらしさあふれる味わいでありながら、まったく新しいユニークな表情、甘さと塩気の素晴らしいバランスを持った複雑な味わいが口内に広がります。
スコットランドのアイラ島にある、ウイスキー蒸留所のアードッベグが、昨年夏に数量限定発売したスコッチ・ウィスキー「アードボッグARdbog 度数52.1度」
アードボッグはアードベッグの真髄である、ピーティー(スモーキー)さをもたらした、シングルモルト・スコッチウイスキーです。
その名前はピート(植物等からできた泥炭)が採掘される湿地Peatbog(ピートボッグ)に由来しています。
ピート採掘地の土壌を思わせる味わい、ミネラル分などを引き出す味わいが、アードベッグ本来のもつスモーキーさを際立たせています。
バーボンカスク(アメリカのウイスキー樽)で10年熟成させた原酒と、マンサニージャ・シェリーカスク(ワインに似たスペインの特産酒樽)で10年寝かせた原酒を、混ぜ合わせる(バッティング)ことにより、舌にまとわりつくような滑らかな味わいを、創りだしました。是非お一度試しください。
大型連休も終わり、そろそろサッカーの祭典「FIFA World Cup」が近づいてきました。サッカーを盛り上げるのにピッタリなカクテル『カイピリーニャ』
『カイピリーニャ』は6月12日から開幕する、サッカーワールドカップ開催国のブラジルで誕生した、ラテンカクテルです。
ブラジルの特産酒ピンガ(ラム酒に似た、サトウキビからできたお酒)がベースになります。そこへ、お砂糖とライムの実を皮ごと贅沢入れ潰し、クラッシュドアイスで満たした、冷たい飲み物!!!
カクテル名はポルトガル語で「田舎娘」の意味です。
ベースのお酒を、キューバ産のラム酒にかえると、カイピリシマという名前のカクテルに変わります。
ワールドカップまであと少し・・・
このカクテルを飲んで6月15日(日)、の日本代表(サムライジャパン)の試合観戦なんていかがでしょうか???
近年のモヒートブームにより、バーや飲食店などでラム酒を口にする機会が増えてきているのではないでしょうか?
ラム酒ベースのカクテルで思い浮かぶのは、ラム酒をコーラで割った”クーバリブレ”や、ラム酒とコアントローにレモンジュースを加えた、ショートカクテルの”XYZ ”など様々なものがあります。
そのなかで、最も知られているカクテルのひとつが『 ダイキリ 』です。
ダイキリを詳しく知る↓↓↓↓↓↓↓↓
https://bar.cuba-cigar.jp/drink/cuba/daiquiri/
文豪ヘミングウェイは晩年、『我がダイキリはフロリディータにあり』と残すほどダイキリを愛した人物で有名です。
アバフェルディ蒸留所は、デュワーズ・ホワイトラベル(ブレンデット・ウイスキー)のブレンデッド原酒を確保する為、ブレンディング(ウイスキーどうしを混ぜ合わす事)を目的として作られた最初の蒸留所でもあります。
蒸留所のある場所は、ウィスキーの仕込み水に適した水とハイランド南部のリゾート地である、テイ川の周辺地域です。
ゴードン&マクファイルのコニサーズチョイスシリーズ(GORDON&MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE)とは・・
1895年創業で最も歴史が古く、また世界で最も知名度の高いボトラー、ゴードン&マクファイル(G&M)社。
その歴史を作ったのが、このコニサーズチョイスシリーズです。
ウイスキーのラベルにビンテージを記載し、様々な蒸留所のシングルモルトがボトリングされるという、ボトラーズスタイルがここからスタートしました。
このシリーズの最大の魅力は、リリースの少ない蒸留所銘柄や幅広いラインナップを、非常にリーズナブルな価格で楽しめる事にあります。
アバフェルディは典型的な南ハイランドタイプのソフトでマイルドな飲みやすさが特徴です。食後のデザートと共に楽しめるウィスキーで、葉巻ともよく合います。
シングルモルトの新しい世界を、是非このシリーズで味わってください。
2012年に続き、第2弾となる”メゾン キツネ”(フランスを拠点に音楽・ファッションブランド・アートなど世界的に高い評価を得て、様々な活動を行う集団)とコラボレートしたデザインボトル「ペルノ アブサンメゾン キツネ リミテッドエディション PERNOD ABSINTHE Maison Kitsuné LIMITED EDITION」が入荷いたしました。
1800年代初頭、アブサンはフランスで食前酒として高い人気を誇り、“緑の妖精”として知られていました。ピカソやゴッホ、小説家のヘミングウェイなど、著名人はもちろん、人々に愛飲されてきました。当時の芸術家達の間では、夕方になるとカフェでアブサンを飲みながら会話をすることが流行となり、その楽しい時間は「緑の時刻(グリーンアワー)」と呼ばれていました。
しかし、その人気を畏れた人々による悪評が広まるなど様々な理由から、1915年、フランスでアブサンの製造・流通・販売が法律で禁止されてしまいました。2011年に禁止令を完全に撤廃する法律が制定され、21世紀に入ってようやくアブサンは晴れてその禁止を解かれます。
今回は1805年に誕生した、当時の伝統的なレシピに回帰し、ラベルもかつての歴史を感じさせるデザインに!!
度数はやや高め(68度)ですが、是非この機会にお試しください。楽しいひと時、グリーンアワーを・・・
スコットランドの西側に浮かぶ島”アイラ島”。その島で最古の蒸留所が、このボウモア蒸留所です。
今もなお、伝統的な製法で造り上げられるモルトウイスキーは、アイラモルトの”女王”と謳われるほどです。
そんなボウモア蒸留所が、先日発売した『ボウモア デビルズカスク 56.9度 BOWMORE THE DEVIL’CASK 56.9% 』
古くからボウモアの町に伝わる伝説が、このウイスキー名の由来になっているそうです。
その伝説の舞台となる、風変わりな円筒型の教会(キラロウ教会)は、街を見渡す丘に建てられています。悪魔が身を隠せないよう、また、身を隠す影となる部分をなくす為、わざとそのような形に創られました。
ところがその昔、その教会に1度だけ、悪魔が立ち現れたことがあったそうです。
教会に居た人々はたちまち恐怖に怯え、悪魔を教会から追い出そうとしました。人々に追われた悪魔は、あろうことか海辺にある、ボウモア蒸留所の貯蔵庫へ入り込んでしまいました。
ちょうどそのころボウモア蒸留所では、出荷準備の真っただ中でした。そうとは知らない蒸留所の職人たちは、ウイスキーを船に乗せ出航させてしまいました。まさか、ウイスキーの中に悪魔が潜んでいるなんて・・・・悪魔は樽に詰められたウイスキーとともに、アイラ島から消えてしまったそうです。
そして、長い月日を超え再び、人々の前に現れることとなりました。悪魔という姿をウイスキーにかえて・・・
オロロソシェリー(コクのあるスペイン産ワインの一種)樽で3年間熟成。シェリー樽熟成ウイスキーの特徴でもある、完熟フルーツやドライレーズンの様な甘いアロマの中に、ボウモア特有の潮の香りが漂います。
今までに感じたことのない複雑な味わいが、口の中に長時間広がり、まるで悪魔が口の中に潜んでいるかのようです。
数量限定のウイスキーとなりますので、この機会にぜひ味わって下さい。
1月も後半となり、お正月気分も吹き飛んだ頃ではないでしょうか??
今年は午年という事で、馬にちなんだ粋なカクテルをご紹介。
レモン1個分の皮が、グラスの中にに入っている、なんともインパクトのあるカクテル『ブランデー・ホーセズネック』
ホーセズネックとは”馬の首”を意味し、ルーズベルト元大統領(アメリカ)が遠出の際、愛馬の首をなでながら、このカクテルを飲んでいたことから名付けられたと言われています。
ブランデーのジンジャーエール割で飲むのが一般的で、らせん状に剥いたレモンの皮を、馬の首にみたてたカクテルです。
馬にちなんだ名前のカクテル故に古くから飲まれており、ケンタッキー州周辺の競馬ファンや競馬関係者の間で愛飲されているそうです。
レモンの爽やかな香、ジンジャーエールのピリッとしたスパイスに、ブランデーの甘さが広がるロングカクテル。
一度、お試しあれ。