2月 27 2022

イチローズモルト ワインウッドリザーブ

羽生蒸溜所創始者の孫である、肥土伊知郎氏が創業したベンチャーウイスキーの『秩父蒸溜所』。2008年2月に稼働を始め、秩父の風土に根ざしたシングルモルトウイスキーづくりが行われています。

赤ワイン熟成樽の空き樽をウイスキーの後熟に使用しました。熟成樽を入れ替えるという一手間が、通常の熟成とは異なる複雑さをウイスキーに与えています。
柑橘系爽やかな味わいと程よいタンニン感で始まり、チョコレートの様な滑らかな甘味が残ります。


2月 19 2022

キングスバリー デメラララム ダブルマチュアード スペイサイド シングルモルトカスク (Kingsbury Demerara Rum Double Matured Speyside Single Malt Cask)

キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。

シークレットの「スペイサイドシングルモルト」カスクとなります。
最近では蒸留所の規定により名前を出せないが、その分有名銘柄がお手頃価格でリリースされることも多くなりました。この色合いを見ても分かる通り、シェリーカスクの影響がしっかりと感じられる
高温多湿のガイアナで蒸留し熟成させたデメラララムを、スコットランドに運び良質なシングルモルトウイスキーの樽に詰め、冷涼かつ穏やかな気候でゆっくりと後熟させることにより生まれる、複雑かつバランスの取れた魅力的な味わいです。


2月 12 2022

ザヤ グランレゼルヴァ 16年(ZAYA GRAN RESERVA 16y)

畑から手作業で選り分けられた最良のサトウキビのヴァージン・ジュースだけを原料に、小さな銅製のポット・スティルで蒸留しファイン・オーク樽で16年熟成させたハンドメイドの逸品。もとはグアテマラ産でしたが、品質と味覚に妥協することなく豊富に供給できるよう、現在ではトリニダードで生産しています。


すごく入りやすいラム酒なので、はじめて飲まれる方にもおすすめです。


2月 5 2022

ペールラバ 8年 (PELE LABAT 8YEARS)

マリーガラント島はカリブ海の仏領グアダループ島の南東に位置します。
ペールラバを生産するポワソン蒸留所は「世界で最も小さなラムの蒸留所」と言っても過言ではない規模ですので、必然的に保有する樽原酒が少なく、この8年は不定期に若干量だけ生産されています。

ペールラバ独特の個性を持ちながら、熟成感や複雑味がたっぷり感じられます。