10月 24 2018

アンゴスチュラ1919(Angostura 1919 )

ビターズを造る会社としても有名なアンゴスチュラ社の歴史は1824年にスペイン占領化にあったベネズエラで、解放軍の軍医だったドイツ人J・G・B・シガート博士が、食欲不振や胃の疾患の治療薬としてアロマティックビターを開発し、そのイギリス陸軍病院のあった町の名前をとってアンゴスチュラビターズと付けたそうです。
そのアンゴスチュラ社は、ラムもリリースしています。


『アンゴスチュラ 1919』チョコやココア、キャラメルを思わせる上品な甘みを持った風味で、香りだけで癒されてしまいます…
一日の終わりなどリラックスタイムにシガーと合わされては、いかがでしょう?


10月 19 2018

マーレイマクダヴィッド ガイアナラム13年

南米・ガイアナ共和国のポートモラント蒸留所で1992年に蒸留された13年熟成のラム酒です。ラフロイグ樽で熟成し、最高級貴腐ワインのシャトーディケム樽でフィニッシュ。更にアイラ島の水で加水しボトリングしています。


イギリスの瓶詰業者マーレイマクダヴィッドによって、1200本のみボトリングされた希少なラムです。ラフロイグのスパイシーで重厚感のある風味。ほのかに残るディケムの上品な甘味。新しいマリアージュを作りだした意欲作です。この機会に是非いかがでしょうか?


10月 11 2018

セブンシーズ

「セブンシーズ」は高知県の黒潮町に200年ほど前から伝わる伝統製法で作られる黒糖を原料としたラムです。
黒潮町の黒糖は幕末期の土佐藩の財政を支えていたほどで、その後昭和25年には日本最大の産地となったものの白砂糖が広まるに連れ衰退してしまいました。
現在では小規模ながら伝統の製法が受け継がれており、この土佐藩より続く製糖技術によって高知初のラム酒が誕生しました。


自社のさとうきび畑近くの専用工場で搾汁し地元直伝の伝統製法で濃縮された黒糖が原料です。
黒糖原料由来の甘く豊かな香りと、オーク樽の香りが程良くバランスされる樽での貯蔵期間。夏季と冬季の気温差や、樽毎に異なる性格を見極めながらきめ細かに管理を行う事で、日本ならではの新しい風味のラム酒です。
この機会にいかがでしょうか?


10月 6 2018

ロン・デ・ジェレミーXO

デメララ・ラム、ジャマイカの4蒸留所、トリニダード蒸留所、バルバドス・フォースクエア蒸留所のブレンドで造られており(計7蒸留所のブレンド)スタイルはイギリス圏のラムの製法を取っています。このXOは15年以上の熟成となっており、ソレラシステムで熟成されています。
味わい深く非常に豊かな香りで、コーヒー、キャラメル、が強く表れ徐々に樽の香りやスパイシーさが出てきます。かなり滑らかな舌触りで余韻も長く
リッチな甘味も好印象で、勿論シガーとの相性も抜群です。
この機会にいかがでしょうか?